春告げ鳥のさえずり

日々と思考と、きっと愛

poem

ねえ

一体どうしたら、私は私たるものになれるのだろうか 一体どうしたら、私は世間と自身の色眼鏡から解放されるのだろうか 一体どうしたら、私は好きなものを好きと堂々と言えるのだろうか 一体どうしたら、私の好きは認めてもらえるものなのだろうか 一体どう…

春告げ鳥のさえずり

うゐのおくやま けふこえて秘めたる春告げ鳥の跡を追う昔々話の幼き兄妹たちのようにその道のりさえ振り返るときは、きっと幸福

予感

見えないことは 怖くなる 不安が膨れて 動悸がする 手の先が冷えて すっかり自信もなくなる 鼓動に尋ねて 祈りに変える 鼓舞する脈動に ややぁと苦笑する 私の身体はこれっぽっちも天寿全うを疑ってやしないのだ ほら、霧が霞んで白んできた 山の上は光を放…

せめて私だけは

私を許すことにした せめて私だけは私の味方であることにした せめて私だけは私を見届けることにした せめて私だけは私を信じ続けることにした せめて私だけは私を愛してあげることにした せめて私だけは私のまま生きることを、応援し続けることとした

あなたからもらったもの

言葉はいらない 確かにあった温もりが、今日も私を奮い立たせる 私が歩みを止めない限り、あなたの存在は証明され続ける それが「無償の愛」と呼ぶことを、教えてもらいました